2014年 01月 21日 ( 1 )

メーカーからレビュー依頼

c0316460_17365223.jpg
Thru
Nite Archer 1A
 
スルーナイトというメーカーから、懐中電灯のレビュー依頼があり、
製品が送られて来ました。
僕のYouTube動画を見たのがきっかけかな?
 
まず、1Aとは単三電池一本の意味です。
二本使用するものと比べて明るさの最大値が低く、点灯時間が短いですが、
当然小さくて軽いという利点があります。
 
洞窟探検や夜間登山などの特殊な使い方をする人でない限りは、
旅やキャンプにおいても懐中電灯を長時間使用することはないし、
ことさらの明るさも必要ないので、より小さくて軽いことは重要な「性能」です。
このサイズ・重量ならば、日常的に携帯するのも負担にならないはずです。
 
さて、この製品は明るさを四段階に調節できます。
0.22480178ルーメンで、ヘッドを緩めてもう一度締め直すことで
明るさが順に変わっていきます。最大照射光量で点滅するモードもあるので、
5パターンの照射ができるというわけです。
 
ヘッドは1/12回転くらい往復回転させてやればモードが切り替わるので、
面倒さはないです。ただし片手だと少し力が必要。
あまりネジが緩いのも問題なので、これくらいの固さでいいでしょう。
メモリー機能があるので、最後に使ったときのモードが再点灯時に反映されます。
 
明るさは、最大の178ルーメンだとかなり明るいです。
このような高級LEDの懐中電灯を使用したことがない人なら、このサイズの
懐中電灯からこれほどの明るさの光が放たれることに驚くでしょう。
ホームセンターなどで売っている普及型LEDのライトなどとは完全に
比べものにならない明るさです。そして配光も圧倒的に綺麗。
 
178ルーメンは他社のライトと比べる限りはその通りの明るさがありますが、
80と24ルーメンは数値より暗いように感じます。まあ比べた製品がより大きな
レンズ径のものだし、色味や分散特性にもよるので、感覚でしかありません。
 
で、数字にこだわらなければ、なかなか良い具合の振り分けだと思います。
178は遠くをとにかく明るく照らしたいとき、80は明るい懐中電灯として、
24は夜道で足元を照らしながら歩くとき(あまり明るく照らすと目の暗順応が
阻害されて周りが見えなくなる)。
 
ただし最小の0.2ルーメンは暗すぎて、使い道が思いつきません。
あるいは地下に閉じ込められたとか、いつ脱出できるか(救出されるか)分からない
本当にサバイバルのときはいいかもしれません。
 
点灯時間のデータは178=58分、80=1.5時間、24=6時間、0.2=249時間。
 
 
価格はamazonで現在4767~5700円。
中国製ですが、外観に安っぽさは全くないどころか、高級感があります。
ことこの手の懐中電灯に関しては、日本製よりも中国製のほうが遙かに
性能も作りも良いのが現状です。
信頼性に関しては長期間使用しないと分かりませんが、他社の中国製品は
東北被災地の旅とアイスランドで使用した経験からは信頼できるものでした。
 
 
c0316460_17365502.jpg
 
 
ここからはこの製品のさらに細かい使用感をレビューします。
 
配光
照射の角度(面積)の調整はできないが、狭すぎず広すぎず実用的。
一番明るい中心部に一つの輪ができ、その周りを大きな輪が囲む感じ。
厳しく言えば中心部は中央点よりも輪郭のほうが若干明るいが、
中央点が暗く感じることはない。
当然ながらブラック・スポットはない。
 
色味
完全に白色。青みがかっても黄色がかってもいない。
多少の個体差や個人の識別差はあると思われる。
 
品質
値段相応の品質あり。表面加工や文字のプリントも綺麗である。
ただしクリップの品質はそこそこ。
よほど目を凝らさないと分からない程度の、ほんのかすかな擦り痕
(傷と言えないほどの)が一つあったが、その程度は国産品のどんな製品にも
あるので、充分合格レベル。
もちろん傷などの外観品質はどんな一流企業の工業製品にも個体差がある。
 
ケース
大げさすぎないナイロンケースは好感が持てる。
仕上げもまあまあで、安っぽさもないので充分に実用レベル。
メーカーによっては本体は良くてもケースが完全におまけ程度のものもあるので、
良心的なメーカーだと感じられる。
側面がゴムバンドでできているので、耐用年数がどれだけあるかが問題。
これは使い続けないと分からないことだ。
 
搭載LED
CREE  XP-G2使用。「高級な」LEDを搭載した海外製品は主にXP-GとXL-Mを
搭載したものとに別れるが(現在は5種ほどあり今後はもっと増えるだろう)、
直進的なXP-Gよりも拡散的なXL-Mのほうが、僕としては好みではある。
キャンプなどのアウトドア使用では、XL-Mのほうが向いているように思える。
特に単三電池使用の小型ライトでは、より遠くをスポット的に照らすよりも、
近~中距離を全体的に照らす役割のほうが合っていると思うので、
技術的に難しいのでなければ、XL-M搭載の製品開発を期待したい。
 
その他(要望など)
クリップの向きが前方向(開口部がレンズ側)だが、逆向きならば
帽子のつばに固定して、ヘッドランプとして使えるので、これは逆か、
どちら向きにでもつけられるようにしてほしかった。
 
点灯時間のデータが他社同等製品に比べて短い。
あくまでデータなので、より良心的で正直な企業のほうが損をするわけだが、
もし実際のランタイムが改善されるならば要望したい。
もろちんデータの測定方法を変えただけの時間延長ならば意味がないが。
 
ランヤード(手提げ紐)が付属すると良かった。
 
重量がもう少し軽くなればなお良い。
 
総合的に評価して、気に入ったので旅の道具に加えることにしようと思います。
 
c0316460_17365869.jpg
 
 
大きさ 104×22mm  
重量 約60g(電池含まず)
材質 エアクラフトアルミ合金 
 
 
  
 




 

[PR]
by tiger800xc | 2014-01-21 17:42 | 旅道具


TIGER800XCで旅します。


by 井上勝夫

プロフィールを見る
画像一覧

ライフログ


あなたのいる彼方へ (SASURAI文学)

外部リンク

最新の記事

Ultimate Wande..
at 2015-12-22 16:15
最速南下 GO WEST 第十話
at 2015-11-25 15:28
九州上陸 GO WEST 第九話
at 2015-11-10 13:13
ThruNite TN12 ..
at 2015-11-06 13:34
メイキングビデオ
at 2015-10-20 23:15

カテゴリ

全体
野宿旅
車体
メンテナンス
純正パーツ
社外パーツ
タイヤ
ツーリング用品
旅道具
撮影機材
小説
動画
GO WEST
PARADISE AMAMI
お知らせ
フォトギャラリー
雑記
納車まで
旅人物語

以前の記事

2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

メモ帳

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusgo..
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://www.v..
from http://www.val..

検索

お気に入りブログ

タグ

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

車・バイク
アウトドア

画像一覧